166:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:14:05.64 ID:0XoC4lYv0
 エルレイド「ズルズキン?!何で止めるの?!」 
  
 ズルズキン「こいつは・・・俺がやる!」 
  
 モウカザル「ズルズキン・・・?」 
  
 マニューラ「誰が相手だろうが全員ここで切り裂く!」 
  
 ズルズキン「そうはいかねえ!旦那、兄貴、先に行ってくれ!」 
  
 モウカザル「そんな・・・!」 
  
 ズルズキン「こいつは俺と一緒なんだ・・・。俺もズルッグを失った・・・。だからこいつの気持はよくわかる」 
  
 ズルズキンが拳を震わせます。 
  
 ズルズキン「でも旦那や兄貴に出会って前に進めている!だからこいつにも・・・こんなとこで立ち止まっていてほしくはないんだ!」 
  
 エルレイド「ズルズキン・・・」 
  
 モウカザル「ここまで一緒にやって来たのに、おいていけるわけないよ!」 
  
 ズルズキン「こんな目立つところで時間を食うわけにはいかねえ!また新手が現れたらやっかいだ。それにこいつをひっぱたいて目を覚まさせてやったら、すぐに追いつくからよ。安心してくれ!ズキキ!」 
  
 ズルズキンはニカッっと歯を見せると、再びマニューラに視線を戻しました。 
  
 モウカザル「・・・わかった。ありがとうズルズキン!先に行ってるから必ず追いついて!」 
  
 エルレイド「かっこつけちゃって。まだ姉貴って言った分のお仕置きしてないんだから遅れたら承知しないからね!!」 
  
 ズルズキン「まいったなー、それは勘弁してもらいたいんだけど・・・」 
  
 マニューラ「行かせるかああ!!」 
  
 ズルズキン「猫だまし!!」 
  
 モウカザル達を追うマニューラの目の前で両手をパチンと鳴らし、怯ませることに成功しました。 
  
 ズルズキン「ズキキ、残念だったな」 
  
 マニューラ「貴様・・・!邪魔するなああ!!!」 
  
 ズルズキン「俺もあの時そんな目をしてたのかな・・・。さあ、マニューラ。お前を地獄の悪夢から目覚めさせてやるぜ!!」 
  
 襲い掛かるマニューラの爪。 
  
 ズルズキンも戦闘態勢を固め、マニューラめがけて飛び上がりました― 
  
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