203:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:40:26.59 ID:0XoC4lYv0
ゴウカザル「一体何が・・・?!なんで急にあんな強く・・・?」
ケッキング「あれは・・・ダークオーラだ。イベルタルだけが持つという特性・・・。悪タイプのポケモンを強化させる・・・恐ろしい特性だ・・・」
カラマネロ「ふふふ・・・!!もう誰にも止められませんよ!あと少しで、イベルタルが復活する!!」
204:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:41:14.78 ID:0XoC4lYv0
飛んでくる瓦礫を庇うようにお母さんはゴウカザルに覆いかぶさりました。
お母さん「ぐっ・・・!」
ゴウカザル「お母さん・・・!」
205:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:41:51.71 ID:0XoC4lYv0
カラマネロ「惜しかったですね」
ゴウカザル「お母さん!!!」
ゴウカザルはお母さんの顔を覗き込み、必死に呼びかけます。
206:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:42:27.58 ID:0XoC4lYv0
カラマネロ(まさかゴウカザルまでメガシンカできるとは・・・まぁいいでしょう。ダークオーラで強化されている私ならばこんなやつ・・・)
カラマネロが攻撃をくわえようとした瞬間、目の前からメガゴウカザルの姿は消えていました。
カラマネロ「?!どこへ消えた!」
207:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:43:06.66 ID:0XoC4lYv0
メガゴウカザル「・・・」
カラマネロ「このまま催眠術で・・・」
メガゴウカザル「フレアドライブ・・・!!」
208:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:43:49.64 ID:0XoC4lYv0
メガゴウカザル「ハァ・・・ハァ・・・」
カラマネロを壁ごと吹き飛ばしたメガゴウカザル。
その姿は煙をあげて元のゴウカザルの姿へと戻っていきます。
209:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:44:16.50 ID:0XoC4lYv0
――
揺れは激しさを増し、不気味な繭はどんどん膨れ上がり、ついに繭の裂け目が生まれました。
ケッキング「ぐっ・・・いかん・・・繭が・・・イベルタルが復活する・・・!」
210:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:45:17.04 ID:0XoC4lYv0
イベルタルはその場からすべての命を奪いました。
おさるの村のポケモン、お母さんもとらわれていたポケモン達もサーナイトもルカリオも、さらに悪ポケモン達もみんな、みーんな。
皆平等に命を奪われたのです。
211:名無しNIPPER[sage]
2016/11/27(日) 02:51:06.89 ID:yKdf0b0So
これで終わりじゃないよね…?
212:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:08:07.15 ID:gxH+tFdA0
――
「待たせてすまない・・・大きくなったな・・・」
一匹のポケモンが、変わり果てた自分の息子の頬を撫でました。
213:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:08:50.53 ID:gxH+tFdA0
「・・・光・・・。暖かい光だ・・・ズキキ」
「あたしは・・・。お前、あたしがこの爪で引き裂いたはず・・・」
「まぁ・・・そんな細かいことはいいじゃねえか・・・。ん・・・?」
214:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:09:17.94 ID:gxH+tFdA0
―
「・・・あれ・・・ボク・・・」
「目が覚めましたか?私の愛しい息子・・・」
215:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:09:44.83 ID:gxH+tFdA0
―
「村長様、目が覚めましたか・・・?」
「これは・・・」
216:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:10:30.90 ID:gxH+tFdA0
―
青く輝く伝説のポケモンの視線の先に、巨大な翼を持った赤い伝説のポケモン。
互いに見つめあう両者。
217:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:11:00.75 ID:gxH+tFdA0
この事件の首謀者。
「そんな怖い顔をしなくても、私にはもう何をする力も残っていません。
あのポケモンの光を浴びたせいでしょうか。今あるのは罪の意識と、謝罪の言葉だけです。
申し訳ない・・・」
218:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:11:38.62 ID:gxH+tFdA0
振り返ると、そこにはこの島に置いてきてしまったもう一匹の愛しい家族。
「・・・ただいま」
「どこに行っていたの・・・?」
219:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:12:28.36 ID:gxH+tFdA0
「・・・んん・・・。苦しいよ・・・」
「あら、目が覚めたかい?」
「・・・お母さん・・・?」
220:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:13:18.72 ID:gxH+tFdA0
ここはポケモンだけが住む島、ポケモン島。
自然があふれ、たくさんの種類のポケモンがそれぞれの社会を作り、仲良く生存しています。
221:名無しNIPPER[sage]
2016/11/29(火) 08:27:24.95 ID:yXc/Dj1Co
乙
ハッピーエンドで終わって良かった
右腕も治ったんだろうか
222:名無しNIPPER[sage]
2016/11/29(火) 23:06:24.21 ID:LTzneemmo
締めが雑なんだよなあ
途中まですごく良かったのにそれが残念
223:名無しNIPPER[sage]
2016/11/29(火) 23:17:25.13 ID:m2KTMmVfO
これは考えさせられるEND
いい意味で
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