173:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:18:31.48 ID:0XoC4lYv0
サーナイト「あなたは先へ行ってください。この道を進めば、あなたのお母様がいらっしゃるはずです」
迷うモウカザルの耳に、サーナイトがぼそっとつぶやきました。
モウカザル「え・・・」
キリキザン「ゆけ!コマタナ!エルレイドは俺が相手をする!お前たちはサーナイトを捕えろ!!モウカザルは殺して構わん!!」
その命令にコマタナが列をなしてサーナイトの元へ向かいます。
エルレイド「ママ!!」
キリキザン「よそ見をしていていいのか?!」
キリキザンの攻撃を防ぐのが手一杯でコマタナたちがエルレイドの脇を通り抜けていきます。
エルレイド「ママ逃げて!!」
サーナイト「リフレクター!」
サーナイトは自分の周りに壁を作り出すと、コマタナ達だけでなく、モウカザルをも吹き飛ばしました。
サーナイト「さあ、行くのです」
モウカザル「で、でも・・・!」
サーナイト「・・・あの子にはまだ私が付いていてあげたいの。でもすぐにキリキザンを倒して必ずあなたの元へ行きます。だからあなたは先へ進んでください」
ぐらっと足場が揺れます。
どんどん地響きも大きくなっています。
得体のしれない計画がすでに始まっているのです。
このままではお母さんを助けることもできないかもしれない。
モウカザル「・・・わかりました。僕もお母さんを助けに行ってきます・・・!」
サーナイト「きっと大丈夫です!自分を信じて・・・!」
モウカザル「はい・・・!!クレッフィ・・・行こう!」
そういうとモウカザルは駆け出しました。
そのあとをクレッフィがついていきます。
223Res/223.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。