過去ログ - 京子「忘れられないキスが欲しい」
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2016/11/04(金) 20:49:18.80 ID:MnhhpV2E0
「ん……」
結衣は再び目を瞑った。
私は恐る恐る、眠っている赤子に近づくようにゆっくりと、顔を近づける。
唇に意識を集中させるため、私も少しずつ瞼を閉じていく。
結衣の顔が見られなくなるのは心残りだけど、今は五感の全てを唇に集中させた。
「結衣」
「……京子」
二人は目を閉じたまま、お互いの存在を確認し合った。
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