過去ログ - 伊瀬谷四季「あの〜、しきにゃん?」一之瀬志希「なーに?しきわん」
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7:名無しNIPPER
2016/11/05(土) 23:20:24.62 ID:DBQnyQKe0


四季「その酵素とインフルエンザと何の関係が?」


志希「慌てない慌てなーい。ここからだよ〜。

   さっき、ウイルス自体には分裂する力が無いって、話したよね?

   そこで、ウイルスは細胞のシステムを利用しちゃうの。

   空気中に漂い、呼吸によって取り込まれたウイルスは、まず喉の上皮細胞と結合する」


四季「それって細胞の中に入るってことっすか?」


志希「そう。ウイルスの表面にあるヘマグルチニンが上皮細胞にあるシアル酸という糖を認識・・・

   簡単に言うと、ヘマグルチニンは細胞の扉を開けるカギで、シアル酸はカギ穴ってわけ。

   そして、細胞内に侵入したウイルスは、ウイルス自身の遺伝子を送り込むの。 
  
   その遺伝子は細胞の核、つまりDNAの合成体へと運ばれる」


四季「遺伝子をDNAに・・・」


志希「はいここで復習〜♪さっき言った酵素の働きを述べよ!」


四季「・・・身体の化学反応を仲介する触媒っす!」


志希「せいか〜い♪そして、ウイルスの遺伝子にも酵素はあるんだ。

   その酵素の働きにより、核は間違えてウイルスの遺伝子を大量に作りだしちゃう!」


四季「げ!?」


志希「そして、感染細胞はウイルス生産工場へと化してゆくのだ〜!作られる数は細胞一つにつき1000個!」


四季「うわ〜・・・」


志希「そして、工場により出荷されたウイルスは、また工場にする細胞を見つけては、感染する。

   あとはこの繰り返しで〜結果ほんの1個のウイルスから24時間後には約100万個ものウイルスが複製される!」


四季「まるでハッカーっすね・・・」


志希「にゃはは、面白いメカニズムでしょ〜?これからの季節、要注意だね〜」


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