過去ログ - ほむら「まったく、どうかしているわ…かち目なんてないのに」
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6: ◆iCtkvfDqRw[sage saga]
2016/11/10(木) 20:55:01.98 ID:/Z18FT4UO


特徴的な三叉路は風見野市との境界線だ。
見滝原市を出てしまえば学生である彼女達に見つかる可能性は著しく低くなる。


ほむら「みんなにとうとう正体がばれてしまった…でも、あれ程
     きずを付けたのだから、少なくとも
     さやかは、もう懲りたでしょう……
     ん……何だか発声が悪いわね」


ほむら「平仮名が混じっている感じというか……
     気のせいね……ふふっ
     かなり私も動揺していたみたい……
     なにもかも失うことに私はもう慣れていたはずなのに
     ……」


もう見滝原市に戻ることはできない。
記憶を取り戻したと言っても、未だ円環の理とまどかは同一となっていない。
私自身を鍵としてプロテクトを掛けた以上、私が円環の理の一部であるさやかやなぎさに捕まらなければ、まどかが円環の理として消えてしまうことは無い。
もう、まどかと会えなくなることは仕方がない。
でも、まどかに人としての一生を送らせてみせる。


私は自分を捨てることなど慣れっこだ。
私は悪魔となってから、まともにまどかと仲良くしなかったし、さやかとも険悪なままだった。
円環の理としてまどかが戻るために私が必要と気づくまでは、誰も私を探したりしないだろう。
その間に、私は誰にも見つからないところに自分自身を捨てなければ。




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