過去ログ - 【ペルソナ5】死がふたりを分かつまで【佐倉双葉SS】
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33:名無しNIPPER[saga]
2016/11/12(土) 05:38:50.17 ID:H7UNpSmB0

普段はぼんやりとして無口な少年。

この前のテストで1位だったことに失礼ながら驚いたこと。

せっかくのすらりとしたスタイルが猫背のせいで台無しだということ。

モルガナをいつも背中に乗せているせいか、猫の毛だらけなのが可笑しいこと。

けれどもバッグから猫の顔を覗かせて猫背気味に歩くのは少し可愛いと思っていること。

長すぎる前髪と野暮ったい眼鏡のせいで顔が隠れてしまっているのが勿体ないこと。


彼の顔立ちが祐介にも引けを取らない程端正なのにと、不満そうに口にする春の言葉に、真は上手く頷けなかった。



豪雨のせいで中止になってしまった夏祭りの夜。
眼鏡を外した素顔を真は盗み見ていた。
髪の毛先から雨を滴らせながら、空を少し恨めし気に見上げる横顔を思い出すと顔が熱くなる。



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