過去ログ - 高峯のあ「牛丼並……4つでいいかしら?」
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85:☆2/4 ◆AL0FHjcNlc[saga]
2016/11/13(日) 23:12:53.76 ID:A39YavOz0

マストレ「話は少し逸れるが、それはある種、ライブにおけるパフォーマンスであっても同じことだ」

マストレ「高峯は近いうちに、LIVEバトルを控えているらしいな?」

のあ「……ええ」

マストレ「(……)」

マストレ「高峯。妹達からも評価は聞いているが、君は歌と踊りに関して、必要な基礎は勿論、技術ですら高いレベルで習得している」

マストレ「脱帽だよ。新人にしては上出来……いや、むしろ新人であるのが不思議なくらいだ」

卯月「(さ、流石は高峯さん……!)」

のあ「(ふ、フフ……嬉しい、卯月ちゃんもコッチみてる……♪)」ドキドキ

マストレ「……だが、ハッキリ言わせて貰おう」





マストレ「君の歌も踊りも『感情』が全く無い。表情の変化が乏しい、という意味も当然兼ねてだが」

マストレ「全てが単調。まるで命令されたプログラム通りに動くロボットのように、そこに感情を見出すことは出来なかった」





のあ「(ッ!?)」グサッ!

マストレ「……島村。君達アイドルにとって最も大切なものは何かな?」

卯月「え、え〜っと……」

のあ「(ろ、ろぼッ……!?)」プルプル

卯月「……ファンの皆さん、ですか?」

マストレ「そうだ。無論これは『ファンのために身を投げ打ち尽くせ』、という非情な意味ではない」

マストレ「ファンとの意思疎通……。そのために君達は自分の意図・感情を歌や踊りにのせて表現する」

マストレ「躍動感や悲壮感を、仕草や声色や拍子で形作る。謂わば、歌と踊りも全て君達の『感情』なのだ」

マストレ「ファンを想い、感情を籠め、親近感を醸し出し、一体感を生み出し、一個のアイドルとしての完成形に近づいていく」

マストレ「……高峯のあ、君は非凡で稀有な存在だ。しかしそれだけじゃあ足りない、ダメなんだ」

のあ「(ぉ……ぉぉ……っ)」プルプル

卯月「(高峯さん? け、血色が……)」



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