過去ログ - 鷺沢文香「二人の間通り過ぎた風は」
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28:名無しNIPPER[saga]
2016/11/16(水) 17:51:41.72 ID:h3Y5LuhA0
P「……落ち着きましたか?」
文香「……はい。すみません。ご迷惑を……」
文香(今は映画館を出て、ちょっと外れた近くの公園のベンチに、二人で座っています)
P「いえいえ、鷺沢さんの貴重な泣き顔を見られて、眼福でしたよ」
文香「……あまり見ないで下さい……///」
文香(私は恥ずかしくなって、思わず顔をうつむけました)
P「ははっ。すみません……もうこの時期だと、夕方はすっかり寒いですね……さっきは急いでいてジュースを買う暇も無くて、喉も渇いてるでしょうし、良かったらどうぞ」
文香(うつむいた私の元に、一本のホットコーヒーが差し出されました)
文香「……ありがとうございます……あ、いくらでしたか?」
P「いりませんって」
文香「……すみません……」
文香(お言葉に甘えていただいたコーヒーは、私が前に、一度だけ好きと言った味のものでした)
文香(……どこまでも気の利く方です)
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