21: ◆SqZQSXA.b2[sage]
2016/11/20(日) 16:27:53.79 ID:oEa5zBuf0
ダ長「もういいかしら。交渉は無駄になったけど、ひとまず吹き矢をいただくわね」
妹「…ねえ、委員長さん。すこし、私の話を聞いてくれませんか。きっと貴方が、この話を聞くに相応しい相手だから」
ダ長「聞くだけなら、かまいませんとも」
妹「ありがとうございます。
この惚れ薬で、私はお兄さんのすべてを愛そうとしていました。
私が唯一、お兄さんを許せなかったところも愛そうとしていました。
嫌な記憶を消そうとしていたんです。
パパとママが死んでから、お兄さんは私をおじいちゃんのところへ置いて、違う場所へ行った。お兄さんは二人も急に来ると向こうに迷惑がかかるからって言
いました。
でも、当時の私も、今の私も、納得できなかった。
お兄さんにとって、私よりも、他の顔も知らない人の方が大切なんだって思った。
お兄さんに捨てられたって、思った。
でも、お兄さんは毎日手紙をくれたから。
私はまだ愛されているんだって気づいて、救われた。
でも、同時に恐ろしくなりました。
いつか、この手紙が届かなくなったときが、私に愛想をつかしたときだって。
おじいちゃんが死んだとき、私はいてもたってもいられなくなって、お兄さんのところへ転がり込みました。
お兄さんは驚いた様子だったけど、喜んでくれました。
私はそれを確認できてうれしかった。
でも住み始めてから、すぐに気づいたんです。
お兄さんは私以上にあいつらと仲良くなっていた」
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