過去ログ - 【ガルパン】かくして、私は逸見エリカの肩の上に収まった
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名無しNIPPER
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2016/11/22(火) 00:12:47.59 ID:HqDGEy5S0
「違うのよ! 隊長が私の飼い主だから付き従ってるんじゃない。
隊長が隊長として筋を通してて、私の戦車道を前に進めてくれる人だから私は隊長についていこうと決めたのよ。
ノンナさんもクラーラさんも、他のプラウダの人だって、みんなカチューシャの戦車道が何かを見せてくれることを期待してる。
以下略
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:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:15:03.40 ID:HqDGEy5S0
「あなたは信頼されてるのよ。この試合を勝利に導く存在として信頼されてる。
今にその結果をまほ隊長とみほが出してくれるわ。
だから静かに状況を見守ってなさい」
以下略
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:18:26.73 ID:HqDGEy5S0
「……なかなかやるじゃない、エリーシャ」
「は?」
「このカチューシャ様が直々に褒めてあげるわ、エリーシャ」
以下略
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:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:22:38.90 ID:HqDGEy5S0
「いつもの」私が、ここでふと一つのアイデアを思いついた。
私らしいと言えばそうだし、私らしくないとも言える。
「……ところで、ここからだと周りの様子がよく見えないわ」
以下略
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:25:06.22 ID:HqDGEy5S0
「はあ?」 エリーシャが見慣れた呆れ顔を見せる。
「あなたと一緒に戦って、そして今あなたと話をして、割と楽しかった。それ以上の理由が必要?」
「なんでそれで肩車になるのよ」
以下略
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:29:45.42 ID:HqDGEy5S0
「何がおかしいのよ」
私としては真剣な申し出に対して、おかしみを込めた笑いが返ってきたから少しだけムッとする。
だけどエリーシャは意に介さない様子だし、どうも何故か気が変わったらしい。
以下略
26
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:31:47.38 ID:HqDGEy5S0
「あなた、体重もまるで子供みたいなのね」
「ムキーッ! そうやって馬鹿にして、私は高3であなたより歳上なんだから!」
「だったら降りて一人で立って」
以下略
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:33:12.37 ID:HqDGEy5S0
「おーカッちゃん、ノンナさんから乗り換えたの?」
大洗の自動車部がじゃじゃ馬ポルシェティーガーをどうにか手懐け終わったらしくこちらの方へ歩いてきた。確かこの人は、ナカジマ。
「違うわよ、それにカッちゃんって呼ばないで」
以下略
28
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:37:21.40 ID:HqDGEy5S0
「私がエリーシャにしてほしくて頼んだのよ。ノンナほど背は高くないけど、この場所も温かくて好きだわ」
そう言って私はエリーシャの頭にもたれかかる。エリーシャの身体が少しだけビクッと震えたのが伝わってきた。
「あれ、逸見照れてんのー?」 ナカジマがへらへらと笑いながらエリーシャの顔を覗き込む。
以下略
29
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:39:25.34 ID:HqDGEy5S0
ところで、エリカ程度の背の高さじゃ、遊園地中央部で戦っている二人の様子は全然わからない。
時々ドーンとかバーンとか砲撃音が聞こえてくるけど、さすがにそれだけじゃ判断はつかないし。
「結局、ミホーシャたちの戦況はよく見えないわ」
以下略
30
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/22(火) 00:44:53.34 ID:HqDGEy5S0
昼過ぎの太陽は傾き始めたあたりから、秋が見え隠れするように透き通った日差しを私たちに浴びせかける。
「ところでこの髪の毛、銀色でキラキラして綺麗ね。染めてるの?」
「……地毛よ」
以下略
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