過去ログ - 八幡「俺が仮面ライダーに……?」
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50:くすっち[saga]
2016/12/07(水) 14:02:39.63 ID:LuJsIg2F0
「やっはろー!」

俺と雪ノ下が奉仕部の部室で読書をしていると、明るい声とともにドアが開いた。

由比ヶ浜結衣だ。

「……何か?」

「あれ?あんまり歓迎されてない?ひょっとして雪ノ下さん、あたしのこと嫌い?」

すると、雪ノ下が顎に手を当てて、少し考えてから言う。

「……別に嫌いではないけれど、決して好きではないわね。少し苦手、といったところかし

ら」

「それ、嫌いと同じだからね!この正直者めっ!」

由比ヶ浜は雪ノ下戸の胸をぽかぽかと叩く。

「で、何か用かしら?」

「うん、こないだのお礼って言うの?クッキー作ってきたんだー!」

「え?」

雪下は怪訝な声を挙げる。

しかし由比ヶ浜は気にしている様子はない。

「いやー、料理って意外と楽しいね!今度お弁当とか作ろうかな!あ、それでさ。ゆきのん

も一緒にお弁当食べようよ!」

「私はお弁当は一人で食べることにしているから。後、ゆきのんって呼ぶのやめてもらえ

る?」

「ええ、さびしくない?ゆきのん、どこで食べてるの?」

「ねぇ、話聞いてた?」

「それでさ。暇なときはあたしも部活手伝うね!あ、気にしないで!これもお礼だから!」

「……話、聞いてる?」

由比ヶ浜の連続攻撃に雪ノ下が困惑している。

と、その時だ。頭を裂くような高音が俺を襲った。

そして、奉仕部の窓からモンスターが飛び出してきて、雪ノ下を襲った。

「ゆきのんあぶない!」

由比ヶ浜が雪ノ下を突き飛ばす。

攻撃をかわされたモンスターは、鏡の世界に戻っていく。

「大丈夫!?ゆきのん!……待っててね、すぐ戻るから」

そう言って由比ヶ浜は、ポケットから赤いバックルを取り出す。

こいつ、まさか!

「ゆきのんを危険な目に合わせるなんて、絶対許さないんだから!」

そう言ってバックルを前に突き出す。

「変身!」



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