過去ログ - 幸子「今日、私はボクを卒業します」
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 18:17:09.42 ID:i8kqGCrS0
「プロデューサーさんは適当に座っててください。いま私が紅茶を淹れてあげますからね」

「いや、さっきも言ったがあがるつもりなかったからお構いなく」

「もうバッチリあがってるんですから無効ですよ。ほら、座ってください!」

プロデューサーさんはしぶしぶといった具合にソファに腰を下ろしました。


見慣れた私の部屋に、見慣れたプロデューサーさんが座っている。
たったそれだけのことなのに、胸の奥がほのかにあたたかくなるのを感じます。


私は貰ったプレゼントの束をガサゴソと漁ります。桃華さんから紅茶葉を頂いたので、それを淹れるつもりです。


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