4:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 23:56:16.50 ID:ETNLbwds0
「たっだいまー!」
「はい、おかえり」
5:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 23:57:03.61 ID:ETNLbwds0
一息ついたので、朋に風呂掃除を任せ、料理に取り掛ることにした。
料理といっても固形の鍋の素を砕いて鍋に溶かしてカット野菜と切った鶏肉を入れて煮込むだけのお手軽なものである。
6:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 23:57:40.48 ID:ETNLbwds0
「まあ爆弾と言ってもそんなに大それたことでもないか」
「誰に言ってんの?ほら器出して」
7:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 23:58:31.52 ID:ETNLbwds0
あっちから誘って来たのにこれではこっちが恥ずかしいだけじゃないか。
是が非でも仕返ししなくては。
8:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 23:59:17.37 ID:ETNLbwds0
「うーん何というか…」
言いながらこたつに潜ったと思ったらズリズリ進んでこっち側から出てきた。
9:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 23:59:59.36 ID:ETNLbwds0
「ぼんやり雪を見てたら、こんなに降ってても積もってもいずれは溶けて無くなっちゃうんだなって思うと何だか寂しくて、人恋しくなっちゃったというか……」
一呼吸ついて、言葉を紡ぐ。
10:名無しNIPPER[saga]
2016/11/29(火) 00:00:56.24 ID:lD0wJi800
「しょっちゅう思ってるよ、今がずっと続いてくれれば良いのにって。他に何もいらないからって。でもそれじゃ前には進めないし、どんな未来も掴めない」
「……先には嫌なことがいっぱいあるかもしれないわよ?必ずハッピーエンドが待ってるとは限らないし」
11:名無しNIPPER[saga]
2016/11/29(火) 00:01:43.31 ID:lD0wJi800
「そうよね、うん、そうだわ!やっぱりPと一緒で良かった!」
朋は合点がいったらしい。
12:名無しNIPPER[saga]
2016/11/29(火) 00:02:29.34 ID:lD0wJi800
朋と入れ替わりに湯船に身を沈める。
少しお湯が溢れた。
13:名無しNIPPER[saga]
2016/11/29(火) 00:03:18.37 ID:lD0wJi800
「まあ、鼻の下伸ばしてくれるのは満更でもないけどね」
言いながら朋も入ってくる。
14:名無しNIPPER[saga]
2016/11/29(火) 00:03:54.83 ID:lD0wJi800
「なんで風呂入って疲れてるのかしら」
「まったくだよ」
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