過去ログ - P「頼む、ほたるを助けてくれ!」茄子「嫌です」
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◆Dr.jM/UHkk
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2016/12/03(土) 21:54:48.27 ID:nKrEHmuR0
茄子「…」
実際に危険な目にあっても、Pの意志が固いままだった。考えを変えるのは難しいだろうし、そもそもほたるを見捨てるように言葉を尽くすなんてこと出来そうにない。私は諦観しながら呟いた。
16
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◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 21:55:44.42 ID:nKrEHmuR0
茄子「初めから逃げ道なんてなかったんですね…」
P「ん?茄子、何か言ったか?」
茄子「…私も協力します」
P「え1?ほ、本当か!」
以下略
17
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◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 21:56:58.86 ID:nKrEHmuR0
茄子「どうしようもない人ね、貴方も私も…」
握った手を震わせながら私はPと共にほたるちゃんの所へ向かった。
―――――――――――――――――――――――
以下略
18
:
◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 21:58:12.76 ID:nKrEHmuR0
ほたる「Pさん!茄子ちゃん!早く次のところへいきましょ!」
P「お、おいちょっと待ってくれほたる…」
茄子「ほ、ほたるちゃん元気すぎ…」
以下略
19
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◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 21:59:22.46 ID:nKrEHmuR0
ほたるが指を指したのは、塔を囲うように座席が付いたいわゆる垂直落下のアトラクションである。単体なら程よいスリルなのだろうが、さっきからほたるちゃんはこういったものばかりを選んでいる。正直内臓がシェイクされているような気分だ。
茄子「わ、私は下で見てますからPさんと楽しんでらっしゃい」
P「お、おい茄子…」
以下略
20
:
◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 22:01:29.82 ID:nKrEHmuR0
茄子「ふふっ…」
大変ではあったけどほたるちゃんがあんなに元気になってくれたのを見ると、協力して良かったと心から思えた。協力する前は3人で遊園地に来られるなんて到底信じられなかった。私が思う以上に私達はほたるちゃんの支えになれていたのだろう。
21
:
◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 22:02:19.41 ID:nKrEHmuR0
茄子「…私の幸運もまだまだ捨てたものじゃないね」
ほたる「キャーーーー!」
P「おわあああああぁっ!」
以下略
22
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◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 22:03:35.18 ID:nKrEHmuR0
ほたる「今日は楽しかったですね!」
茄子「ええ、本当に」
P「また3人で来ような」
以下略
23
:
◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 22:04:38.51 ID:nKrEHmuR0
P「次は山か海にでも繰り出すか!」
茄子「遊び回れるところもいいですけど、動物園とかでのんびりもいいんじゃないですか?動物と触れ合えるとなお良しです」
ほたる「私、どっちも行きたいです!」
24
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◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 22:05:32.79 ID:nKrEHmuR0
唐突に車のクラクションが鳴り響いた。遊園地帰りの渋滞に呑まれたせいか、マナーの悪い車が大きな音を鳴り響かせている。
P「っと、騒がしいなー。二人とも早く行こう」
茄子「…ほたるちゃん?」
以下略
25
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◆Dr.jM/UHkk
[saga]
2016/12/03(土) 22:07:11.21 ID:nKrEHmuR0
ほたる「こ…こないで…」
掠れる声でほたるが言った直後、反対車線からもクラクションの音が響いてきた。
夕暮れ、ほたる、クラクション。その言葉が浮かんだ途端、私は反射的にPとほたるを突き飛ばしていた。
以下略
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