過去ログ - 佐久間まゆ「贈りたい。叶えることのできる、ぜんぶ」
↓ 1- 覧 板 20
2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:40:33.87 ID:Zxb0cgbd0
　きっと、貴方とでなくても幸せには至れるんです。

　心地よくて、気持ちよくて、そんな幸せに。

　でも。
以下略


3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:41:26.96 ID:Zxb0cgbd0
　ええ、何だって。

　貴方と結ばれる、それだけじゃない。

　輝くドレスで煌めく舞台を舞い踊って。アイドルの夢、貴方に贈られ貴方と目指すこの夢も、その何もかもを叶えて。
以下略


4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:42:05.59 ID:Zxb0cgbd0
　愛して愛して愛して、愛している。

　愛しているんです。

　心の底から、嘘偽りなく、ただまっすぐ一途に貴方のことを。
以下略


5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:42:34.51 ID:Zxb0cgbd0
　でも。

　でもだけど。

　同時に。そうして大好きなのと同時に、まゆは、貴方のことが嫌いなんです。
以下略


6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:43:08.56 ID:Zxb0cgbd0
　だって。

　だって、まゆは、貴方のことを見ているから。

　正しく。曇らせず。誤魔化さず。
以下略


7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:44:30.97 ID:Zxb0cgbd0
　そして。

　そして、だからこそ。

　そうして好きで、嫌いでいるからこそ言える。
以下略


8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:45:17.19 ID:Zxb0cgbd0
　――うふ。

　なんて、突然ごめんなさい。

　帰ってきて早々、こんなふうに捲し立てられて、びっくりしちゃいますよね。
以下略


9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:46:56.76 ID:Zxb0cgbd0
　今の、この、これも。

　なんていったって、プロデューサーさんですから。

　まゆが貴方のことを知っているように、貴方もまゆのことを知ってくれている。
以下略


10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:48:18.19 ID:Zxb0cgbd0
　鍵は以前渡していただいたものが――ええ、プロデューサーさんの記憶にはないかもしれませんが、渡していただいたものがありましたから。

　以前プロデューサーさんのご実家へ訪ねさせていただいた折、プロデューサーさんのお母様から。

　ええ、ごめんなさい。以前撮影で近くへ行ったとき、プロデューサーさんには内緒で訪ねさせていただいたんです。そこでいろいろとお話をして、仲良くさせていただいて、そうしてプロデューサーさんのお部屋の合鍵を。
以下略


11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:49:21.64 ID:Zxb0cgbd0
「どうして、こんなえっちな本をたくさん持ってるんですかぁ!?」

「あー……いや、そのな？」

「一冊や二冊じゃありません。こんな、紐で縛らないと持ち運べないくらいたくさん……」
以下略


12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/04(日) 19:50:04.95 ID:Zxb0cgbd0
「……えーっと」

「言った通り、まゆが叶えてあげられないようなものを求めてこういう形で発散することはいいんです。いいんです、でも……でもっ、これは嫌。これは嫌なんですっ」

「自分に似てるのは？」
以下略


18Res/16.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice