20: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:11:17.84 ID:l27AOk+30
L「さらに、新生キラから警察に送られたメッセージ」
L「そこに映っている月君の映像……あれは新生キラが月君の写真等を加工して新たに作った物でしょうか?」
月「……その可能性は低い」
21: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:13:07.63 ID:l27AOk+30
L「10年前の事件の際、日本警察がそんな映像を回収していたとすれば、いくら何でもデスノート対策本部には伝わっている」
L「ならば、新生キラは月君から映像を送られた当人か、その映像を譲渡された、もしくは奪った者……」
L「その二点から考えた時、真っ先に捜査線上に浮かぶ人物は誰でしょう?」
22: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:15:39.50 ID:l27AOk+30
L「そう考えれば、魅上の捜査をしていた三島さんも当然容疑者の一人として浮上します」
月「……そう思わせる為に、新生キラが映像にあえてリュークを映り込ませた可能性は?」
L「ゼロではないでしょうが……それならそれで、新生キラは捜査本部内部の状況を知っている者に絞られる」
23: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:17:14.35 ID:l27AOk+30
L「そう、竜崎は三島さんを事件の黒幕として疑っていた」
L「しかし、証拠がない」
L「だからこそ、あえて三島さんを逮捕した後に解放し、警察にすら見張られず自由に動けるようにしたんです」
24: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:19:50.45 ID:l27AOk+30
L「それも一つの手ではありますが……その時点で取引の日は既に決まっている」
L「こちらから新生キラにコンタクトを取れない以上、当日まで新生キラが三島さんかどうか確認する術はない」
L「取引自体は行う前提で動かざるを得ないんです」
25: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:21:44.41 ID:l27AOk+30
L「だからこそ、竜崎は三島さんを解放した。どういった状況にも対応出来るように」
L「他のデスノート対策本部のメンバーにも声を掛けたのは、三島さんの監視も兼ねて」
L「ついでに言えば、先程月君の言っていた、竜崎の持つ最後のデスノート」
26: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:23:27.68 ID:l27AOk+30
月「……は……」
月「はははっ!! たいした想像だな!」
月「竜崎、お前探偵より小説家にでもなったほうがいいんじゃないか!?」
27: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:29:10.56 ID:l27AOk+30
月「ふ、ふん……仮にお前の言う通りだったとしても、どうしても納得出来ない事がある」
L「何でしょう?」
月「紫苑が竜崎のテレビ出演を促したメッセージへの返答だ」
28: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:31:11.12 ID:l27AOk+30
L「では何だと言うんですか」
月「全国に流れる映像で僕の名前出しちゃ駄目だろ!!」
L「……ああ」
29: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:33:41.84 ID:l27AOk+30
月「まあ、それはともかく……」
月「結果的には竜崎は死に、三島は生きている。これは紛れもない事実」
月「例え竜崎が三島を疑っていようと、これは僕の勝ちという事だろう!?」
30: ◆KArC8C4TSo[saga]
2016/12/05(月) 21:37:20.92 ID:l27AOk+30
L「三島さんは偶然ノートを手に入れ、短絡的にキラの猿真似を始めた」
L「そして竜崎が捜査本部に加わると知ると、これまた短絡的に目の取引をした」
L「これは先程も話しましたが……」
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