107: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/18(日) 21:19:24.86 ID:FCBCD8mJO
「…」
家の中に、静かな空気が流れる。
家の主だというのに、何とも居づらい雰囲気を醸し出されるのがどうにも億劫になりだす、アマネ。
「…ふぅ…そうかい…」
三人の純粋な瞳に、アマネはやがて根負けした。
「…そうかい。そんなに大事な子なのかい」
「…うん」
「…私達、いつも卯月に助けてもらってたから」
「だから、今度は私達の番なんだ」
「…勝手にすりゃ良いよ…」
あえてぶっきらぼうに言っている。
今のは、子供である三人にも察することが出来た。
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