過去ログ - 【艦これ】迷子のマックス・シュルツ
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19: ◆30lx83ehPU[saga]
2016/12/07(水) 23:15:22.54 ID:588Xg8Zl0
提督は溜息を吐きそうになったが、今度は堪えた。
彼女に悪気はないのだ。ならば、自分がもっと分かりやすい言い方をすれば良かったのだ。
ただでさえ彼女には、日本のルールに合わせることを強要させてしまっているのだから。
]いや、俺の言い方が悪かった。とにかく迎えに行くよ[
15:06
[分かったわ、それじゃあ、目印になる建物がないか探してくる]
15:06
]いや、その博物館が目印になるから[
15:06
]だから動く必要はないぞ[
15:07
]おーい[
15:10
]おい[
15:15
]おーい!!![
15:20
何故彼女は突然既読をすっぽかすのか。
提督は暫くうなだれていたが、しばらくして険しい顔を上げた。
簡単な話だ。
マックス・シュルツが動くスピードより速くこちらが動けば、距離は近づいて行くはず。
そうと決まれば行動だ。提督は立ち上がり『島風作戦』を開始した。
まずは博物館の方角へ。
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