16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/08(木) 00:15:02.43 ID:aKR8yUbx0
こぢんまりとした会議室は壁が所々剥がれ落ちている部分があり、年期と淋しさが漂っています。
窓のブラインドは下げられていて蛍光灯の明かりだけが部屋を照らしており、昼間にもかかわらず天気の悪さも相まって部屋全体に薄暗さを感じさせます。
ブラインドの横には愛梨さんが立っていて、こちらを見るとすこしほっとしたような表情をしました。
暖房はかかっているはずなのに、寒いのでしょうか、あるいは不安だったのでしょうか、自分の腕で身を寄せていました。
「プロデューサーさん、来てくれたんですねっ! それじゃあ、ここに座ってください!」
「座るのは別にいいのですが……。何かありましたか、愛梨さん」
「えと、今日は、手作りのケーキを食べて欲しいんですっ!」
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