過去ログ - 提督「秘書艦の大井さんはいつも不満顔」
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26: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:32:28.43 ID:m3rbOejDo

秘書艦の大井さんはいつも不満顔。
台所の片隅でうんうんと頭を悩ませています。


27: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:33:14.96 ID:m3rbOejDo

「辛いのが苦手なら最初から言いなさいよ」

今日の大井さんは艤装ではなくエプロンを身に着けてジャガイモの皮を剥いています。

以下略



28: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:33:56.33 ID:m3rbOejDo

「食べる時まで無理してたら意味ないじゃない、もう」

大井さんは辛いカレーばかり作っていたので、甘いカレーは得意ではありません。
ああでもないこうでもないと、お鍋を前に試行錯誤を重ねます。
以下略



29: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:34:22.50 ID:m3rbOejDo

秘書艦の大井さんはいつも不満顔。
折角のお休みだというのに、ちっとも嬉しそうではありません。


30: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:34:51.36 ID:m3rbOejDo

「提督が執務室にいるってどういうことよ!?」

大きな作戦が終わったことで慌ただしかった鎮守府も少しずつ落ち着きを取り戻してきました。
作戦後のお仕事にも目途がたち、鎮守府のみんなは順番にお休みを貰えることになったのです。
以下略



31: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:35:17.86 ID:m3rbOejDo

「提督、今日はお休みの御予定ではありませんでしたか?」

「変更になったんですよ。それに僕は十分休みましたから」

以下略



32: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:36:10.61 ID:m3rbOejDo

重雷装巡洋艦の大井さんは 提督の秘書艦です。
提督がこの鎮守府に来てから、ずっとお手伝いをしてきました。

朝は提督の隣でみんなへの言葉を聞いています。
以下略



33: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:37:06.13 ID:m3rbOejDo

「大井っち、はいるよー」

北上さんが部屋に入り明かりをつけると、ベッドの上に動く影があります。
大井さんです。
以下略



34: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:37:49.13 ID:m3rbOejDo

いつもは騒がしい食堂もこの時間では人もまばら。
そんな時でも鳳翔さんが用意してくれた食事は出来立てです。

けれど美味しそうに食べる北上さんに対して、大井さんはどこか元気がありません。
以下略



35: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:38:18.48 ID:m3rbOejDo

大井さんが最大練度にまで達したその日。
大井さんは提督に執務室まで呼び出されました。

秘書艦である大井さんが呼ばれるのは珍しい事ではありません。
以下略



36: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:39:01.64 ID:m3rbOejDo

「分からないんです。何で提督が、私なんかを選んだのか」

艦隊をもっと強くしたいなら、私よりももっと強い人がいます。
可愛い人を傍に置きたいのなら、私よりももっと可愛い人がいます。
以下略



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