過去ログ - 提督「秘書艦の大井さんはいつも不満顔」
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37: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:40:42.82 ID:m3rbOejDo

「じゃあさ。それ、あたしが受けてもいいかな?」

「え」

以下略



38: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:41:17.58 ID:m3rbOejDo

「ね。大井っちはもう、答えを持ってるんじゃないかな」

北上さんが、大井さんの胸に手を当てました。
とくん、とくんと。少し早い鼓動が伝わってきます。
以下略



39: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:41:57.51 ID:m3rbOejDo

大井さんは立ち上がりました。提督がいる場所へ戻る為に。

「北上さん」

以下略



40: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:42:32.93 ID:m3rbOejDo

鎮守府に桜が舞うようになりました。
相変わらず鎮守府は忙しいですが、提督の側にはいつも秘書艦の大井さんがいます。

けれど大井さんはまたも不満顔。
以下略



41: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:43:14.27 ID:m3rbOejDo

「ありえないわ。何なのよ、あの人」

午後のお仕事も落ち着いた頃、間宮にはたくさんの艦娘たちがおやつを食べに来ています。
大井さんもその一人。けれどその机には、たくさんのお皿が積み重ねられていました。
以下略



42: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:43:48.46 ID:m3rbOejDo

「大井さん、今日のお仕事は……?」

「提督が終わらせてくれます」

以下略



43: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:44:54.77 ID:m3rbOejDo

「だって……提督、一人で全部終わらせちゃうんだもの」

今朝のお仕事は新装備の開発です。
けれど書類は提督一人で書き終えてしまったので、大井さんの出番は殆どありませんでした。
以下略



44: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:45:34.64 ID:m3rbOejDo

「あの。勘違いしないでほしいんですけれど」

「私そんなに提督にべたべたしてる訳じゃないですから。あくまでみんなのためです」

以下略



45: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:46:00.72 ID:m3rbOejDo

「大井さん」

後ろから大井さんを呼ぶ声。
北上さんよりも大きくて響く声です。
以下略



46: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:46:28.51 ID:m3rbOejDo

「それより大井さん、今お時間よろしいですか」

「……何ですか」

以下略



47: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2016/12/11(日) 21:47:16.92 ID:m3rbOejDo

提督の秘書艦である大井さんはいつも不満顔。
提督への不満や文句を、ついついみんなに口にしてしまいます。
けれどお話を聞いているみんなは、それを止めようとはしません。

以下略



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