過去ログ - 狐娘「家に居候してやったわ」
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92:名無しNIPPER
2016/12/31(土) 14:05:04.11 ID:eBtxaF+E0

   *― もしも彼女だったら ―*


青年「ただいま」

猫娘「お帰りっ。ご飯食べてきた…?」

青年「外食する時はちゃんと連絡するよ」

猫娘「にゃはは……良かった〜今温めるから待ってて」スッ

青年「良い匂いする」

猫娘「今日はね、青年くんの好きな―――

青年「いや、ご飯もだけど、猫娘も良い匂いするなって」

猫娘「えっ、えぇ!?」

青年「シャンプー変えた?」

猫娘「あ……うん、昨日の夜いつもと違うのを試しに使ってみたんだけど……どう…かな?」

青年「わからん。いつもと違うけど結局良い匂いなのは変わらん」

猫娘「にゃはは、そっか」

猫娘「青年くんは〜……むむ…?」スンスン

猫娘「なんだか、香水の臭いがする……」

青年「あぁ、これは―――

猫娘「むー!女の子と会ったの…?」プクー

青年「会ったと言えば会った、かな」

青年「いつもオレは依頼人と話をしたりは殆ど無いんだけど、今日はちょっと頼まれてな」

青年「その相手が女性だったから香水の臭いがついたのかも」

猫娘「そぅ……」

青年「猫娘…?」


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