1:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:02:17.72 ID:rrfQCW/To
※キャラが崩壊気味です。ご注意ください
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[saga]
2016/12/14(水) 01:02:52.72 ID:rrfQCW/To
きっかけはささいなことでした
その日は午後から急に雨が降って土砂降りになってしまいました
今日はお散歩できないなぁ、なんてぼんやりと考えていましたがいざ家に帰る時になると横殴りの雨になっていて、傘をさしていてもすっかりずぶ濡れになってしまいました
3:名無しNIPPER[saga]
2016/12/14(水) 01:03:31.73 ID:rrfQCW/To
うかつでした
昨日洗濯物がたまっていたのでまとめて洗濯機に突っ込んでおいたのを忘れていました
さっき入れた洗濯物と一緒に洗濯機の中でぐるぐる洗われちゃってます
4:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:04:00.10 ID:rrfQCW/To
・ ・ ・
玄関からひょこっと顔を出します
もうちょっとで日付が変わろうかという夜中ですが油断はできません
5:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:05:16.29 ID:rrfQCW/To
外に出てみると雨はほとんど上がっていました。普段なら傘を差さなくてもいいかって思えるくらいです
でも今晩は絶対ダメです。今の私の防御力はとっても低いのです
うぅ……、普通ならこんな恥ずかしいこと絶対しないのに
傘をなるべく深く差して、身体を隠しながらそろそろと道を踏み出します
6:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:05:59.33 ID:rrfQCW/To
この時の私は、羞恥心よりも恐怖の方が勝っていました
誰かに見つかったら、何か乱暴なことをされてしまうんではという恐怖です
とは言え出来る限り防御を固めた状態でしたからぱっと見ではおかしな格好だとは思われないと思います
ロングスカートですから多少の風にはびくともしません。それでも風が吹くたびびくっとスカートを抑えてしまいます
7:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:06:31.04 ID:SYhkEyMgo
モバつけろチンカス
8:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:07:02.09 ID:rrfQCW/To
あっと思った時には手遅れでした。傘でガードする間もなく水がかかってしまいました
もうっ!っとトラックに向かって膨れて見せていましたがすぐに自分の格好を思い出しました
……これはマズいです。全身濡れてしまっていますが特に下半身がマズいです
9:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:07:41.23 ID:rrfQCW/To
あぁ…とその場にへたり込んでしまいました
その時になってようやく恐怖心よりも羞恥心が心を支配していきました
こんな格好…、もし後ろから誰かが歩いてきて、少しでもじっくり身体を見られたら――
肌が透けているわけではありません。それでも身体のラインが浮き出てしまうのがこんなに恥ずかしいなんて!
10:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:08:34.78 ID:rrfQCW/To
それからの私はさっきよりもっとびくびくと歩きました
後ろ手にバックをもって絶対ガード
車が通ろうものならば傘でさっとガード
あっちの窓から人がのぞいていないか、曲がり角から人が出てこないか
11:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:09:11.81 ID:rrfQCW/To
P「ん?藍子じゃないか」
藍子「ぷぷぷプロデューサー?!?!?」
12:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:09:57.13 ID:rrfQCW/To
――これはまずいことになりました。Pさんはまだ異変に気が付いていないようですがこのままだとバレてしまう危険性大です
これは別のコインランドリーにいった方がいいのでしょうか?また夜道を歩くのは怖いけれどPさんと一緒の空間にいた方がいろいろ危ういです!
P「とりあえず入口で立ってないで中に入ったら?」
13:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:10:36.34 ID:rrfQCW/To
よし!乾燥機の前まで来ました。後は中に下着を放り込んで――
って乾燥機に下着を入れるときにPさんにお尻を向けてしまいます!
じゃあこう…、後ろ手で手探りで……
14:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:11:27.28 ID:rrfQCW/To
なんとか時間は稼げましたがいつまでもPさんをあっち向かせておくわけにはいきません
Pさんは今コインランドリー備え付けのベンチに座っています
わたしはPさんの反対側にちょこんと座ることにしました
15:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:12:54.03 ID:rrfQCW/To
P「なんだか顔が赤くないか?」
藍子「ひゃいっ!?そんなことないです」
16:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:13:24.09 ID:rrfQCW/To
P「全く、明日も取材があるんだから。体調管理も大切だぞ」
藍子「そそうですね、ありがとうございます…」
17:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:13:53.60 ID:rrfQCW/To
うかつでした。ここまで来るときに、見つかったらと変な想像をして、誰かに見られていないか神経を研ぎ澄ませてて、私の感覚がすごく敏感になっていたのです
そっち方向に……
そんな時に、知っている人で、おでここっつんされたり、こんな匂いをかがされたり
私の気が付かないうち昂ってしまっていたのです
18:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:14:21.31 ID:rrfQCW/To
P「……藍子?」
あぁ、ダメです。心配そうに私の顔をのぞき込まないでください
上着を脱いで、ネクタイ外したワイシャツの襟から、いつもは見えない鎖骨が見えちゃってます
19:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:14:50.39 ID:rrfQCW/To
P「藍子…本当に変だぞ?」
ふふふっ。でも手を払いのけないんですね
そうです今日の私は変なんです
20:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:23:18.33 ID:rrfQCW/To
乾燥機「ピーwwwwwwwwwwwwwwww」
P「!」
21:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 01:23:53.70 ID:rrfQCW/To
・ ・ ・ ・
やってしまいました
最悪です
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