過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
↓ 1- 覧 板 20
132:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 03:10:08.89 ID:5wohteYJ0
今日の分見返したらイタリア人告白成功人数とか誤字がありますね。気を付けます。
読んでくれていつもありがとうございます。
おやすみなさい。
133:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 09:58:31.84 ID:5wohteYJ0
男「……うあっぁあああああ!!!!」
男「おくちったおくちったおくちったぞ!!」
男「ぎにゃああああ」
134:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 10:06:01.47 ID:5wohteYJ0
男「それにしても、久しぶりの学校だったな」
男「30人のクラスなのに、8人しか来てなかった」
男「出席日数を今まで律儀に稼いでいた真面目な生徒が、入試直前になって今更ワアワア喋りだす実力不足の担任や教師に嫌気がさして、ほとんど家か予備校で自習してるんだよな」
135:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 10:12:07.22 ID:5wohteYJ0
男「メールはちゃんと送信できた。相手には届いているはずだ」
男「嫌だな。さっきから無意味なところをずっとあるきまわってる」
男「もう帰ろう。昼間から登校したとはいえ少し眠い。仮眠をとって夜中あの子に会いにいこう」
136:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 10:28:41.50 ID:5wohteYJ0
男「放課後の学校は、やっぱり青春って感じがするな」
男「校舎には吹奏楽部の練習の音が響き渡る。校庭ではサッカー部が走り回っていて、グラウンドでは野球部がノックをしてる」
男「俺は、この人達を見下していた。自分にとっては叶わぬ恋が人生の全てで、それ以外のものなんて無価値だと思ってたから。その無価値なものに熱中している人たちを見て、否定してあざ笑っていたんだろう」
137:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 10:35:16.86 ID:5wohteYJ0
男「家に帰ったけどそわそわがとまらない」
男「うううううう。携帯が手放せない」
男「まだ20時か。あと6時間って、半日もあるじゃないか」
138:名無しNIPPER[sage]
2016/12/30(金) 11:07:19.98 ID:DF1TeaM8O
女と付き合えばいいのになあ
139:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 11:33:41.26 ID:5wohteYJ0
男「この時間だと真夜中ほど寒くないな。会社帰りの人なのか、通行人もちらほらいる」
男「もうお墓にいるんだろうか。そしてメールの返信はくるんだろうか」
男「昨日まで虚無の人生だったのにな。それはそれで楽だったな」
140:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 11:44:58.31 ID:5wohteYJ0
男「着いた。さすがに民家から離れてるだけあって、この時間でもここには誰もいないな」
男「入口付近にはいないな。もしかしたら、あの子が祈っていた墓の所にいるかもしれない」
男「いろんなことをはなしたい。幸せの定義とか、恋と愛の違いとか、答えのない問題について一緒に考えて欲しい」
141:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 11:51:34.53 ID:5wohteYJ0
男「花だ。花が供えてある」
男「あの子が置いたのだとしたら、もうここには来ていたのか」
男「やっぱり、毎日お祈りしていたのかな。俺が来る前にいつもお祈りしていたのかな」
142:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 11:53:48.40 ID:5wohteYJ0
ちょっと席を外します。
295Res/211.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。