過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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279:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 16:52:13.18 ID:G7ejXtln0
男「……うぅうう」

男「真面目に、生きてきたんだよ。女がびっくりするくらいに、まっとうな昼を生きてきたんだよ」

男「なのに、心が救われないのはどうしてなんだよ」

男「君と別れた日から、夜は眠る時間になった」

男「昼間をちゃんと生きてきた。人に話しかけ、話しかけられたら受け容れて、人の痛みを想像して、見返りを求めずに背中を押すような人間になった」

男「なのに、なのに……」

男「たとえ世界が滅んでもいいから、君といたいって今でも思ってしまうんだ」

男「君のことが今でも好きなんだ……」

男「見てくれよぉ……うぁあああんん……」








「まったく、こんな真冬の、こんな真夜中の、こんな場所でなにやってるんですか」

「あっ、もしかして」







「人様のお墓に立ちションですか?」






〜fin〜


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