過去ログ - アーニャ「プロデューサーに、避けられてる、ですか?」美波「そう、なのかも」
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15:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 19:39:18.69 ID:rCxTEFcW0
「リハーサル室で、練習付き合って貰ってたんです……そしたら……気分が悪いって」

頭が、真っ白になった。

「ミナミはリーダー、とてもがんばってました……」
以下略



16:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 19:43:50.60 ID:rCxTEFcW0
言わなければならない。
ごめん。

誰よりもこの大舞台に向けて頑張ったこの娘に。
ごめん。
以下略



17:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 19:48:37.65 ID:rCxTEFcW0
その後、彼女の代役を神崎蘭子を名乗り出てくれ、アーニャと急造コンビにも関わらずステージをこなしてくれた。

アーニャも、初の大舞台に緊張があったはずである。

更に、固い絆に結ばれたパートナーをLIVE直前で失い、その心中は察するに余りある。
以下略



18:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 19:52:25.87 ID:rCxTEFcW0
こんな時にも俺は彼女の傍には居らず、ステージ裏を奔走していた。

やるべき仕事があるから。

そうだけど、違う。
以下略



19:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 19:57:33.70 ID:rCxTEFcW0
フェスは途中で雨が降ったりアクシデントはあったものの、
メンバーの機転やパフォーマンスで盛り上がりは最高潮に達した。

そしてラストの全体曲。

以下略



20:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 20:01:29.45 ID:rCxTEFcW0
だが俺はステージに上がる許可を出した。

それは彼女のためなんかじゃない。


以下略



21:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 20:08:01.98 ID:rCxTEFcW0
ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーー
以下略



22:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 20:12:43.56 ID:rCxTEFcW0
「ああ、どうした?何か不安なことでもあるのか?」

苦笑しつつも恐る恐る二人の顔を見て言う。

「あ……いえ……」
以下略



23:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 20:16:53.58 ID:rCxTEFcW0
驚きのあまり彼女の顔を見やる。

それは美波も同じようだったが、すぐに意を決したように俺の方に向き直り、

「少し、お聞きしたい事があるんです。ううん、少しじゃなくて、大事なお話です」
以下略



24:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 20:21:12.56 ID:rCxTEFcW0


「あの……私たち、何か失敗してしまいましたか……?」

「……は?」
以下略



25:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 20:26:07.74 ID:rCxTEFcW0
「……プロデューサー、最近、様子、ヘンです」

アーニャの言葉に一度収まった心臓の鼓動がまた跳ね上がる。

「そ、そうか?ああ、最近また忙しいからな。もしかしたら疲れが溜まってるのかもしれない。それでお前たちを不安にさせてしまったなら俺の自己管理不足のせいだ、ごめんな」
以下略



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