過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」
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55: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 00:06:06.39 ID:o8w7/J5Wo
魔法使い「戦士!いったいどうして!」


戦士「おっおと!起きてしまったか魔法使い。だがこの剣がある限りあんたは一瞬で殺せる。諦めるんだな!」


戦士「どうして?そうだな、どうしてだと思う?言わなくてもわかるだろう!圧倒的で最強な!負けることのないパワーが欲しかったんだよ!」


戦士「こいつさえありゃどこにでもいける!国相手にだって戦える!」


魔法使い「以前戦ったあんたはそこまで力に執着してなかったはずだ!それが急にどうした!」


戦士「以前!?以前だと!?」


戦士「少ししか会ったことのない奴に何がわかるってんだ!」


戦士「俺は力を求めていたさ!誰よりも誰よりもな!」


戦士「この世は生き抜くには力が必要だ!力なき者は憐れな生活しかできぬ!わかっているだろう!」

戦士「僧侶がいてくれたおかげで、力を求めることは少なくなっていった。僧侶は力以外の大切なことも教えてくれた」


戦士「それがあのクソッタレ遊び人め!金を全部カジノの町で使いやがったんだ!」


戦士「その上借金間でしていた!遊び人は鉱山に連れて行かれ、俺たちまで捕まりかけた」


戦士「僧侶は命を犠牲に俺を逃がしてくれた。俺は助かったんだ」


戦士「だが助かったのは俺だけだ!僧侶がいない世に俺は興味など、ない!」


戦士「俺はこいつを使って蘇生の魔導書を手に入れ、絶対に僧侶を生き返らせる」


戦士「使えなかったら使える奴を脅して使わせる!それができなかったら明日はない!」


戦士「あんたらもいつか生き返らしてやる!だからさっさとここで死ねえええええええええええええ」


魔法使い「テレポートッ」


戦士が振った剣には、魔法使いの血もべっとりとついていました。


戦士「ち、逃げられたか。だかそんな体で生き残れるかな」


戦士「いや、そんなことはどうだっていい。早く魔法図書館へ向かわないとな」


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