過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」
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55: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 00:06:06.39 ID:o8w7/J5Wo
魔法使い「戦士!いったいどうして!」


戦士「おっおと!起きてしまったか魔法使い。だがこの剣がある限りあんたは一瞬で殺せる。諦めるんだな!」

以下略



56: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 00:07:04.40 ID:o8w7/J5Wo
今回はこれで終わりです。お休みなさい


57: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:41:48.97 ID:o8w7/J5W0
「魔法使い! しっかりせー!」


どこからか、聞こえてくる声が頭を響く。

以下略



58: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:43:19.52 ID:o8w7/J5W0
商人「そんなことがあったんか……」


賢者「それは、その、すいませんでした」

以下略



59: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:44:07.48 ID:o8w7/J5W0
商人「へえ、で、賢者はこの国に何しに来たんや?」


賢者「ここは貧富の差が大きいと聞きます。なので貧しい人たちに、知識を授けようとやってきたのです。そうして商人の前に通りかかったら現れる魔法使い」

以下略



60: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:44:35.96 ID:o8w7/J5W0
戦士は混乱していた。無敵になったと思っていたのに、なんだこれは、と。国に近づいたとたん下半身は吹き飛ばされ、次は上半身に恐ろしいスピードで火球が飛んでくる。


もう死ぬな、と覚悟した。結局、僧侶を助けることはできなかった。その上こんなことをしてしまったのだ。僧侶と死後の世界で暮らすのも不可能だろう。

以下略



61: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:46:02.53 ID:o8w7/J5W0
魔法使い「なっ、国が消えた!?」


商人「ああ、しかも図書館の本まですべて消えたらしい」

以下略



62: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:46:36.06 ID:o8w7/J5W0
帝王「魔法使い、聞かせてくれ。あの剣、勇者が手にした輝かしき剣は、どこで、どのように手に入れた?」


魔法使い「数年前、キャラバンでオークと対峙したところ、赤い服に大きな袋を持った太ったお爺さんにもらったのです」

以下略



63: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:47:19.63 ID:o8w7/J5W0
帝王「最後の質問だな。どうして知っているかだって?」


帝王「簡単なことだ。私のとこの巫女が神様からお告げをもらったんだ。その時にこのことを聞いた」

以下略



64: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:47:56.57 ID:o8w7/J5W0
魔法使い「フレアー!」


帝王「効かん効かん! この部屋で魔法を使うことはできないのだ!」

以下略



65: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:48:35.77 ID:o8w7/J5W0
賢者「やはり、勇者の遺体は回収されていましたか」


魔法使い「警察のところだよね」

以下略



66: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:49:06.47 ID:o8w7/J5W0
賢者「しかし魔法使い、勇者を復活させるあてはあるんですか?」


魔法使い「う……」

以下略



67: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:50:07.53 ID:o8w7/J5W0
門番「まて! 貴様魔王の手下か! 通さないぞ!」


魔法使い「ファイヤー! ごめんねっ」

以下略



68: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:50:40.56 ID:o8w7/J5W0
瓶いっぱい不死鳥の血を手に入れた魔法使いたちは、帝国に戻ってきました。


商人「いいタイミングで戻ってきたな! 勇者の死体はこれや」

以下略



69: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:51:19.24 ID:o8w7/J5W0
カジノ街は、かつての影など残っておらず死体の山だけ気づきあげられていた。


賢者「そ、そんな」

以下略



70: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:51:53.82 ID:o8w7/J5W0
魔王は、光り輝く勇者の下に向かおうとする。しかし、魔法使いからまだぼそぼそと呪を唱えるのが聞こえてくる。


魔王「なにい! こいつ、時を止める対策を練っているだと!? 一般の魔法使いがどうして……」

以下略



71: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:52:46.10 ID:o8w7/J5W0
変形したのは大きな龍。見上げないと顔を見られないほどの高さにあり、爪は鋭く、口からは炎が溢れ出る。


魔王「こんな姿になったのは何年ぶりだかなあ! 勇者! いざ尋常に勝負じゃ!」

以下略



72: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:53:27.45 ID:o8w7/J5W0
魔王「炎の鳥がなんだというのだ! わが光線の前では的も当然だ!」


宣言どうり鳥は撃ち落され、そのまま光線は勇者へと向かう。

以下略



73: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:54:06.11 ID:o8w7/J5W0
魔王は勇者によって倒された。もう二度と復活しないために、勇者は魂が消滅するまで魔法使いとともに魔王を追いかけた。


勇者「うお、遠くまで来てしまったなあ」

以下略



74: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:57:20.43 ID:o8w7/J5W0
これで終わりです。最後はだいぶ駆け足になってしまった気がします。
もし読んでくださった方がいたらありがとうございます。
HTML化依頼出してきます


75:名無しNIPPER[sage]
2017/01/04(水) 23:33:50.61 ID:ZTeDw5ZQ0



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