過去ログ - アンチョビ「さくらんぼの実る頃」
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22: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2016/12/28(水) 18:08:03.91 ID:ii7WSN2z0

フィオ「――で、そこを閉めたらオッケーだよ」

安斎「こう?」キュッ

フィオ「そうそう。これでとりあえずの整備は覚えられたかな」

安斎「やったー!明日からどんどん練習してジャンジャン壊してビシバシ直すぞー!」

フィオ「いやいやいや、私が教えたのは応急の整備法だからガッツリの故障は直せないわよ。それから・・・私、もうすぐ学校辞めるわ」

安斎「・・・・・・え?えぇ!?はぁ!?」

フィオ「ウチの実家は戦車整備の工場でね、おじいちゃんが経営してるんだけど父さんも兄さん達も皆出稼ぎに出て行っちゃって、私が家の手伝いをすることにしたの」

フィオ「まあどっちにしろ卒業したら家で働くつもりだったし、ちょっと前倒しになっただけなんだけどね。夏休み明けと同時に学校辞めるの」

安斎「な、な、なんだってぇー!秋になったら三年のセンパイ方も引退だし・・・そっから私は一人っきりなのかぁ〜!?」

フィオ「まあ私が高校辞めるまでにそれなりのことは教えてあげるから、ゆっくり少しずつ行こっ」

安斎「うぅ・・・そ、そんなぁ・・・」オヨヨ・・・

先輩B「おーい二人ともー!おいしいおいしいグラタンができたぞー!アツイうちに食べなきゃ損だーっ!」

安斎「おおーっ!フィオセンパイ聞きました!?グラタンですよグラタン!早く食べに行かないと!」タタタ

フィオ「すっかりアンチョビちゃんもアンツィオに染まったなぁ」


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