過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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234: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/31(土) 15:23:38.33 ID:OqFe7abd0

ハーメリアの大陸を離れてからというものの、多少の向かい風はあれど漁船アミット号の道のりは順調そのものだった。

*「ぐごおおおおおっ…。ふしゅるるるる……。」

*「スー スー オマエ…… あいたいよお…… むにゃむにゃ。」

航海中多忙だった船員たちも見張りを減らして思い思いの時間を過ごしている。

マリベル「ふあー……あふぅ。」

そんな中この船に乗る唯一の女性である少女は眠気眼をこすり大きな欠伸をしていた。

コック長「寝不足ですかな?」

上品に紅茶をすすりながら料理長が問う。

マリベル「そりゃそうよ。」
マリベル「海じゃ アクシデント続き。ゆく先々では 遅くまで宴会。」
マリベル「これで 寝不足にならない方が どうかしてるわよ。」

*「あっはっは! それもそうですね。」

“いつでも元気いっぱい”を体現するかのように飯番が快活に笑う。

コック長「でも 原因はそれだけじゃ ないのではありませんかな?」

マリベル「な なによ。」

*「夜な夜な 熱い夜を お過ごしなんじゃないんですか?」

マリベル「ばば……バカ言ってんじゃないわよ!」
マリベル「あいつとは そ そんなんじゃ ないわっ!」

そう言って少女は腕を組みそっぽを向く。

コック長「おやおや。」

*「あらあら。」

マリベル「あ ぜんっぜん 信じてないわね!」

コック長「そうは言われましてもなあ。」

*「いくらなんでも あんな熱い抱擁を見……むぐっ!」

男がメザレでの夜を思い出してそう言いかけた時、不意に隣の料理長に口を押えられる。






“しまった!”








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