過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/05(木) 19:36:51.94 ID:jh5nLVyG0
ボルカノ「イカは ちゃんと 用意してあるか!」
太陽の照り付ける昼時、甲板では幹縄と枝縄の準備を終えた漁師たちが待機していた。
*「ウスっ!」
アルス「えっ いつの間に!?」
*「実はな クレージュで 漁場がここらにあるって聞いてたからよ。おまえたちが 砂漠にいる間に 釣り上げておいたってわけさ。」
驚く少年に漁師の一人が得意顔で答える。
アルス「そうだったんだ……。」
ボルカノ「きつい 仕事になるが 気合入れていけよ!」
アルス「はい!」
サイード「どれぐらい かかるんですか?」
ボルカノ「そうだな… 延縄漁業は エサ入れから回収まで 恐ろしく時間のかかる漁業だ。」
ボルカノ「場合にもよるが 大陸が復活する以前は 遠洋に出て 何か月も行うこともあったぜ。」
ボルカノ「だが 今となっては 近くに漁場が移ってきたからよ。短い期間で 釣ることができるようになったんだ。」
ボルカノ「今回は 時間もかけられないから 一日で終わるけどよ。
交代でやって エサ付けに二刻 エサ入れに二刻 しばらく滞在して二刻 回収に二刻 釣り上げた獲物の処理に数刻 とまあ こんな感じだな。」
サイード「かなり たいへんそうですね。」
ボルカノ「そうだな。今からだと 早くても 夜には なっちまうかもしれん。」
ボルカノ「お前さんにも 頑張ってもらわねえとな!」
船長が青年の肩に手を置いて奮い立たせる。
サイード「微力ながら 精一杯 やらせていただきます。」
ボルカノ「頼もしいぜ サイードくん。」
ボルカノ「アルスも 負けるんじゃねえぞ。」
アルス「わかってます 船長!」
負けじと少年も力強い返事で応える。
ボルカノ「それじゃ まず エサ付けなんだが お前たちは 今回は目でよく見て 覚えろ。」
アルス「手伝わなくても いいのですか?」
決意を新たにしたところへ拍子抜けする指示が入り思わず少年は目を丸くして尋ねる。
ボルカノ「エサ付けってのは 微妙なもんでよ。どれだけ イキの良いエサに見せられるかで 釣果が全然違うのよ。」
ボルカノ「…だから そう簡単に 任せるわけにはいかねえ。」
ボルカノ「何度も何度も 見て 頭に叩き込むんだ。」
アルス「わかりました。」
納得いったように少年は頷く。
ボルカノ「おーし お前ら エサ付け 始めるぞ!」
*「「「ウスッ!!」」」
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