過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/05(木) 19:58:45.00 ID:jh5nLVyG0
少女は葛藤していた。
マリベル「万が一の事態ですって? それって この船に 敵が乗り込んできた時よね……?」
相手が賊であればそうなることは想像がついた。
海戦など魔物相手にしかやったことはないが、少女にも自分がどう立ち回るべきかはわかっていた。
マリベル「でも その船って 幽霊船なのよね……。」
問題は相手が幽霊船であるということだった。
相手の出方がまったく想像つかない。
大砲を使ってくるのか、本当に幽霊が飛んでくるのか、未知の相手なだけに嫌な想像ばかりが膨らんでいく。
マリベル「…………………。」
マリベル「自分の目で 確かめるしか なさそうね。」
そう思い立つと少女は人目をはばかり作業着に着替え、自らも甲板を目指して走り出した。
サイード「待て どこへ行く!」
少女の姿を見つけた青年がその腕を掴む。
マリベル「決まってるじゃない あたしも見に行くの!」
サイード「おまえは ここを守るんじゃなかったのか?」
マリベル「なんにせよ 自分の目で見ないと 良い作戦も 思いつかないわよ!」
マリベル「それじゃ ネコちゃんたちを 頼んだわよ!」
サイード「あ コラ!」
青年を振り切り少女は上がっていってしまった。
サイード「まったく。」
*「ううう……!」
トパーズ「あう〜……!」
サイード「おまえたち どこかに隠れていろ。おれが なんとかしてやる。」
猫たちの頭をふわりと撫で、青年もまた甲板へと走り出すのだった。
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