過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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578: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/11(水) 19:14:56.41 ID:LLGD6zi70

ボルカノ「おお こりゃ すごい 人だな。」

村までやってきた一行の目に飛び込んできたのは人込みだった。

*「……ってえと さっきの船は ぜんぶ 旅客船だったってわけか。」

*「これなら もっと 魚を持ってきてもよかったかな?」

*「いやいや フィッシュベルに持って帰る分が 減っちまうぜ。」

ボルカノ「とにかく オレたちは 村長の所に 行ってくるから おまえたち 適当に 店を広げておいてくれ。」

*「「「ウスッ!」」」

そうして漁師たちは早速持ってきた魚を並べ、店を構え始める。

ボルカノ「それじゃ オレたちも 行くぞ。」

アルス「うん。」

マリベル「…ええ……。」

アルス「どうしたの マリベル?」

どこか覇気のない返事をする少女に少年が尋ねる。

マリベル「この分じゃ 温泉も いっぱいよね……。」

アルス「…やっぱり 見られたくない?」

マリベル「あったりまえじゃないの! …はーあ 諦めるしかないのかしらねえ。」

盛大なため息をつきながら少女はがっくりと項垂れる。

ボルカノ「がっははは! また 来れば いいじゃないか。」

マリベル「……ええ……。」

生返事をしながら少女はとぼとぼと村長の屋敷を目指して歩き出す。

アルス「あ はは…は。」

ボルカノ「…………………。」

少年とその父親は苦笑いしながらそれに続くしかなかったのだった。





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