過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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588: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/11(水) 19:29:26.71 ID:LLGD6zi70

マリベル「数奇な運命…か……。」

店を出た少女は先ほど老婆から言われた言葉を思い出していた。

マリベル「いろんな光景に人々…… 神妙で……満足そうなあたし……。」
マリベル「……ダメね さっぱりわからないわ。」

どんなに考えても思い当たるようなことは浮かんでこなかった。

マリベル「あーあ 温泉でも入って ゆっくり考えたいところだけど……。」

肝心の温泉は多くの人で溢れたまま。
女性だけならまだしもどうせ男性ばかりで女性が入ってくるのを今か今かと待ち構えているに違いない。

そんな風に考えたら恐ろしくてとてもではないが入る気にはなれなかった。

マリベル「ここも 有名になったら ずっと こんな感じになっちゃうのかしら……。」

そう考えると先ほど若い占い師に言われた深夜の温泉というのは少し気になるところだった。
もしかすれば深夜であれば誰にも遭遇せずに入浴することができるかもしれない。

マリベル「かけてみるか……。」

そう呟いて少女は再び当てもなく村の中を彷徨い始める。

静かになった村には件の温泉のある井戸の中から漏れた男女の楽しそうな声が響いていた。




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