過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/12(木) 19:17:59.80 ID:/ZAUKCR40
漁師たちが食堂までやってくると、既に食事を終えた船長と新しい皿の配膳と片づけをしている少年たちがいた。
*「お いたいた。」
*「よう アルス。なんか いま 北の方に 変な塔が見えたんだけどよ。」
アルス「北ですか? 南じゃなくて。」
“塔と言えば南にはかつて魔王が居城としていた巨大な塔があったはずなのだが”
そう思い少年は聞き返す。
*「おう なんか 良く分からねえが 派手な色した 塔だったぜ。」
マリベル「それって バロックタワーじゃない?」
話を聞いていた少女が思い出したように呟く。
*「……?」
アルス「ああ 天才建築家 バロックが 生涯の最後に造った作品です。」
アルス「ぼくたちも 登ったことがありますよ。」
マリベル「あの中は そりゃあもう 侵入者をはばむ 罠ばっかりでねえ。」
アルス「でも 塔の最深部には 彼が残した お宝が あったんです。」
*「へえ それでそれで。」
アルス「……お宝とは なんてことない 石盤が二枚だけでしたとさ。」
続きを聞きたがる漁師に少し考えてから少年は答える。
*「なんでえ つまんねえな。」
マリベル「…………………。」
ボルカノ「その石版ってのは お前たちが 探していた アレか?」
アルス「うん。」
マリベル「…結果的には バロックさんに 助けられたってことですわ。」
*「ふーん じゃあ あの塔の中には もう 何も残ってないのか?」
アルス「ええ そうです。」
マリベル「それでも ないはずの お宝を求めて やってくる人は 後を絶たないんだけどね。」
*「まあ お宝っていう 響きだけで なんか ワクワクするもんな。」
コック長「おいおい 料理が冷めちまうから はやく 食べてくれ。」
*「お 悪いな コック長。」
そうして料理長に促され、漁師たちは話をやめて食事に手を伸ばし始めるのだった。
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