過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:28:17.72 ID:egR44K5f0
マリベル「だ〜か〜ら〜 ごめんってば!」
宿屋を出てからというものの少年は青い顔のまますっかり黙り込んでしまい、
何度呼び掛けても“ああ”だの“んん”だのといった生返事しか返ってこず、痺れを切らした少女が遂に折れた。
以下略
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:29:11.59 ID:egR44K5f0
ボルカノ「よーし 出航だあー!!」
準備を終えたアミット号は次なる中継地を目指して海原へと乗り出した。
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:30:06.84 ID:egR44K5f0
昼過ぎ、船長の言う通り予定よりも早くコスタール地方の南端を通過し、漁船アミット号は東へと進路を変えた。
するとそれまで体を休めていた漁師たちが慌ただしく動き始める。
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66
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:32:07.95 ID:egR44K5f0
マリベル「さーて 何が かかってるかしらね〜。」
網を投げ込んでからかれこれ二刻は経っただろうか。緩やかな追い風を受けてアミット号は北東に見える次なる大陸を目指し前進していた。
ボルカノ「よーし そろそろいいだろう。網を引くぞ!!」
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67
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:32:44.85 ID:egR44K5f0
アルス「追い風よ……来いっ!」
少年が念じるとそれまでゆったりと流れていた風が船の真後ろから強く吹き付け、帆を力強く押し始めた。
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68
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:34:54.52 ID:egR44K5f0
まず甲板に飛び込んできたのは先ほどの黒い影の正体だった。
*「ぐうおーん!!」
マリベル「キルゲータ……!」
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69
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:35:54.73 ID:egR44K5f0
マリベル「…………………。」
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70
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:38:07.09 ID:egR44K5f0
落ち着きを取り戻した船の上では甲板に散らばった魔物たちの残骸が処理され、今度こそ網を引く時がやってきた。
ボルカノ「よし 網をひけー!」
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:39:42.78 ID:egR44K5f0
比較的小さな個体を何匹か持って少女が調理場へと向かっていった後、
漁師たちは魚を捌いて天日干しにし、現在は網に絡まった海藻やらゴミやらを取り除く作業に取り掛かっていた。
ボルカノ「しっかし まだ この辺の海には かなり強力な 魔物が 生息しているみたいだな。」
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72
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:41:44.80 ID:egR44K5f0
そうして日も暮れた頃、昼間捕れた深海魚が煮つけや刺身、塩焼きとなって食卓に並び、
それぞれの味や触感についてあれこれ感想を述べあった後、明日の予定について会議が開かれていた。
ボルカノ「まず フォロッド城の 南方に位置する港についたらアルスとオレで
一度グランエスタードに戻って 今回の魔物の襲撃や コスタール王との締約について バーンズ王と話してくる。」
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73
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/25(日) 11:43:38.37 ID:egR44K5f0
やがて夜も深まり、月が煌々と海面を照らす中、少年と少女は食堂の卓を囲んで何やら話し合っていた。
アルス「…どう 思う?」
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