過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
1- 20
671: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/14(土) 18:10:47.70 ID:I8BPs1sh0



*「ボルカノさん どうするんですかい?」



それからしばらくした後、今晩の予定について話合うために会議室に操舵と見張りを除いた乗組員が集められていた。

ボルカノ「あの船が いるってことは 周りの海は 特に危険はねえってことだろう。」

いくらあの要塞のような船とて魔物が大量に現れるような場所に留まっていたりはしないだろうというのが船長の読みだった。

*「じゃあ おれたちも あそこに 行くんですか?」

ボルカノ「どうせ このまま 走らせたって 真夜中過ぎちまうんだ。どうせなら 船を泊めて 全員 休んだ方がいいだろう。」
ボルカノ「それに この前 助けてもらった礼も まだしてねえしな。」

*「わかりやした。上の奴らに 伝えてきます。」

そう残して漁師の一人が上へと昇っていく。



アルス「…………………。」



ボルカノ「どうした アルス さっきから 無口だな。」

甲板で船を見つけて以来黙ったままの少年を見て父親が問う。

アルス「えっ いや… なんでもありません。ぼくは 掃除に戻ります。」

そう言って少年は漁師の後を追って甲板へと昇って行った。

ボルカノ「……?」

マリベル「…………………。」

いつもとは違う少年の様子に首をかしげる父親を他所に、少女はさらに少年の後を追って階段を上っていった。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1492.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice