過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/19(木) 19:40:55.40 ID:lJAdciEW0
日が東の空に登り始めた頃、漁船アミット号は最後の目的地を目指して海原へと繰り出していった。
空は多少の雲はあれど概ね良好で、風も緩やかに東へ吹いている。絶好の航海日和だった。
ボルカノ「よし お前ら 帰る前に まず 漁だ! 気合入れていけよ!」
*「「「ウスっ!」」」
船長の号令を受け漁師たちは一斉に自分の仕事にかかりだす。
マリベル「ボルカノおじさま 今日は 何をやるの?」
後で見ていた少女が船長のもとへやってきて尋ねる。
ボルカノ「この辺りの海域は 比較的 浅いからね。底曳き網をやるよ。」
マリベル「わかりましたわ。」
アルス「この辺りは 何が 獲れるんだろうね。」
ボルカノ「前は ウニやエビが わんさか かかったもんだったが 今は どうかな。」
ボルカノ「それも 踏まえて 今日は 調査だ。」
アルス「わかりました。」
返事をすると少年も与えられた仕事を全うすべく走り出す。
マリベル「あたしも 手伝おっと!」
そう言うと少女は自分にできる仕事を探しにどこかへと歩いていった。
トパーズ「ゥなーお。」
ボルカノ「ん? どうした トパーズよ。」
自分も作業に取り掛かろうしたところで船長は自分の足元で唸る三毛猫に気付く。
トパーズ「あおー! ナォナウ〜。」
三毛猫はどうにも落ち着かない様子で辺りを見回している。
ボルカノ「なんだ お前も 漁に 参加したいのか。」
トパーズ「…………………。」
しかし猫は船長の言葉など聞いていないという風にしばらく固まると、速足で船内へとかけていくのだった。
ボルカノ「…………………。」
船長は不可解な猫の動きに首を捻りながらも今はそれどころではないと気持ちを切り替え、
この旅最後の漁に向けて準備を始めるのだった。
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