過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
1- 20
842: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/19(木) 19:43:10.52 ID:lJAdciEW0

それからしばらく放たれた網を引きずりながら漁船アミット号は航海を続けた。

日はすっかり昇り辺りの気温はだんだんと上がり始めている。



ボルカノ「よーし アミをあげるぞおーっ!」



*「「「ウスっ!!」」」

頃合いを見計らっていた漁師頭の号令の元、一つ目の網が引き揚げられていく。

*「おおっ まずまずの 当たりだな。」

船上に揚げられた網の中から底魚や甲殻類がゴロゴロと転がっていく。

マリベル「やだっ このエビおいしそー!」

アルス「食べごたえありそうだね。」

そう言って二人は一匹の巨大なエビに視線を落とす。

*「ダメダメ! それは 売り物にする エビだぜ!」

それを見た漁師が困ったような笑顔で注意する。

マリベル「えーっ こんなに 美味しそうなのに!」

アルス「そう うまい話はないかあ……。」

ボルカノ「わっはっは! まあ そう落ち込むな。値はつかなくても ウマい エビはいっぱいあるからな!」

ガックリと肩を落とす二人を漁師頭が笑い飛ばす。

マリベル「むむっ これは 次のアミに期待ね!」

ボルカノ「それっ もう一つも 揚げるぞ!」

*「「「ウースっ!!」」」

アルス「よーしっ!」

マリベル「待ってなさいよ おいしい 食材ちゃん!」

船長の号令に気合を入れなおすと二人は漁師に混じってもう一つの網を引き揚げていく。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1492.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice