過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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870: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/19(木) 20:41:15.21 ID:lJAdciEW0



その時だった。



ボルカノ「ぬおっ!?」



[ アミット号の 船体が やさしい ひかりに つつまれた! ]



それまで巨大な渦の中でまともに操舵することすら叶わなかった船体が、まるで波一つ立たぬ海を進むかのように軽やかに進みだした。

そう、それはまさに宙に浮いたかの如く。

*「なんだとおお!?」

*「な なんだあ ありゃあ!」

*「船が 飛んだ だとう!?」

否、船はまさしく飛んでいた。

そう、それはまさにおとぎ話に出てきたあの伝説の箱舟の如く。



[ マリベルは ノアのはこぶねを となえた! ]



[ アミット号は ひかりに つつまれ うきあがっている! ]



マリベル「残念だったわね。」

魔物たちの放った氷の刃は虚しく宙を掻き、ただ海面に向かって落下していくだけだった。

*「く くそっ!」

*「もう一度 やるぞ! 今度は もっと 上を 狙え!」

*「「「おおおっ!!」」」

一匹の言葉に雄たけびが上がり、再び巨大な氷塊の雨が漁船を目がけて降り注いだ。



マリベル「だから ムダって 言ってるのよ。」



[ アミット号の 船体は ひかりにつつまれ なにものも うけつけない! ]



*「ばかな!」

*「なんなんだ あの光は…!」

マリベル「……あたしは 負けない!」
マリベル「こんなところで くたばるわけには いかないのよ!」

少女が魔物たちの群れを見下ろし魔力を集中させる。

すると脚のつま先から頭のてっぺんまで、赤紫の光が少女の体から吹き出し全身を駆け巡っていった。



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