過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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869: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/19(木) 20:38:30.69 ID:lJAdciEW0

マリベル「待ってなさい! すぐに そっちに 行ってあげるわ!!」

*「ぐっ こ 小娘! きさま 何をするつもりだああ!!」

マリベル「あんたたち まとめて 吹き飛ばしてやるのよ!」

そう言うと少女は鞄の中から青みを帯びた小さな茶器を取り出すと、そのフタを外して小さく呟く。

マリベル「チカラを 借りるわよ 妖精さん……!」



[ マリベルは エルフののみぐすりを つかった! ]



*「なにを 企んでるんだか 知らんが お前たちに 未来はねえ!」

*「やっちまおうぜ おまえら!  総攻撃で 船を 叩き潰してやれ!」

*「「「おおおおっ!!」」」

妙な動きをする少女を警戒してか、魔物たちは一気に船を沈めようと船へ向かって進軍し始める。

ボルカノ「どうするんだ マリベルちゃん!!」
ボルカノ「……マリベルちゃん!?」

マリベル「…………………。」

魔物たちの動きに船長は焦りの色を顔に浮かべて少女に叫ぶも、当の少女は目を閉じたまま微動だにしない。

*「ぶひゃひゃひゃひゃ! 見ろ! あいつ ついに 観念したぞ!」

*「一思いに 一撃で 殺してやる!」

ボルカノ「……このままでは!」



マリベル「…………!」



その時、少女が船長に向かってなにかを叫んだ。

ボルカノ「……っ!」

雷鳴と共にその言葉はかき消されたが、船長の目は確かに少女の言っていることを捕らえていた。





[ し・ん・じ・て ]





ボルカノ「……むっ!」

船長は再び気を引き締めなおすと船をさらに渦の中心へ、魔物たちの来る方向へとさらに船を進める。

*「ぶひゃひゃひゃひゃ!」

*「これで 終わりだ! いくぞ おまえら!!」

[ グレイトマーマンたちは マヒャドを となえた! ]

無数の魔物たちの大合唱が嵐の轟音をかき消し、
恐ろしく強大な氷の刃が漁船アミット号へと向かって一列の剣山を作る様に海面へと突き刺さっていく。

*「しねええ! 人間どもぉっ!!」





マリベル「甘いわ。」







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