過去ログ - 【デレマスSS】加蓮「意地とプライド」
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21: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:25:56.18 ID:a32PSQZi0

彼女に聞こえているかどうかわからないけど、私は彼女に問いかける。

加蓮「...あなた、諦めちゃってるの...?」

以下略



22: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:27:36.06 ID:a32PSQZi0

加蓮「どうせなんて言わないで。ホントのあなたは、きっとそう思ってないはずだよ。だってこの部屋、まっさらなんだから」

長年の入院生活を感じさせないシンプルな部屋。これも見覚えのある風景だった。うん、私もそうだったから。

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23: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:28:59.95 ID:a32PSQZi0

女の子「...うるさい!うるさい!うるさい!わかった風に言わないでよ!決めつけないで!あたしはこれでいいの!」

私の全部の言葉を払いのけるように、必死に否定の言葉を続ける彼女。

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24: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:30:00.80 ID:a32PSQZi0

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奈緒「ふぇっ?はひふほはふほふひへひは?」
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25: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:30:45.31 ID:a32PSQZi0

奈緒「でも、会ってみたいなその子に。昔の加蓮にそっくりなんだろ?」

加蓮「うーん。やめといた方がいいよ。ニコニコ優しいゲストのアイドルを睨んで容赦無く叩く不良だよ」

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26: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:31:59.74 ID:a32PSQZi0

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そうしてレッスンが始まった。プロデューサーさんと話し合った結果、2時間のライブを1人でやりきることになった。
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27: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:33:14.13 ID:a32PSQZi0

凛「でも驚いた。加蓮が病気の子にライブを見せてあげるなんて。こんなにきついレッスンまでして。慈善活動の仕事とか、むしろ避けそうな気がしたから」

その言葉に、私は強烈な違和感を覚える。私はその言葉を頭の中で広げて、隅々までじっくりと見る。

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28: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:34:33.84 ID:a32PSQZi0

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新しい年を迎えて少し経ったある日、私はプロデューサーさんに呼び出された。

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29: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:36:11.71 ID:a32PSQZi0

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そしてライブの日がやって来た。袖からちょこっとフロアを見てみると、開演前なのに一面にミントブルーの光が広がっていた。
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30: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:38:45.67 ID:a32PSQZi0

加蓮「はーい!北条加蓮だよー。いきなりライブの告知しちゃってごめんね。でも、集まってくれてありがとう」

わーっという歓声と共に、ペンライトが光る。私はこの景色が、どうしようもなく大好きだ。一つ一つの光は、私を応援してくれる思いだから。

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