過去ログ - マラソン大会で好きな子への告白を賭けて勝負に出た男、その女の子は意外なことに…
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12:ふぃふぁ[saga]
2016/12/25(日) 12:34:08.58 ID:/2hM/anb0

 夏子とまどかである。

 太陽「え?」

 総次郎「な、何!?」

 夏子「太陽、邪魔!」

     太陽を押しのけ、先頭に躍り出る夏子とまどか。

 太陽「うぉっ…!う、うそ…だろ…」

 総次郎「バカな…速すぎる…なんてスピードだ…」

     男二人を置き去りにして走る二人。

 まどか「夏子、私絶対負けない!」

 夏子「それは、こっちのセリフだっつーの!」

 まどか「夏子なんか、いじいじして、いつまで経っても告白できなかったくせに!」

 夏子「昨日今日好きになったあなたに、あいつの何がわかるってのよ。こっちは生まれた時から一緒なんですからね。年季が違うんだから!」

 まどか「私が勝つから、そんなの関係ないから!」

 夏子「勝つのは、わたしよ!」

 夏子とまどか「いっけぇぇぇぇぇぇぇえええええ!」

     息を荒げ、ゴールに駆け込む二人。

     一着がゴールした瞬間、号砲が鳴る。

 男の先生「す、すごいじゃないか、二人とも。校内新記録だよ!」

 夏子「はぁ…はぁ…そんなことはどうでもいいんで!」

 まどか「はぁ…どっちが勝ったか教えて下さい!」

 男の先生「え、ああ…えーと、ほぼ同時だったなぁ」

 夏子とまどか「どっちですか!どっちが一位ですか?」

 男の先生「別にいいじゃないか、二人とも一番だよ。そんな厳密に順位を決めるのが目的じゃないし…」



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