過去ログ - マラソン大会で好きな子への告白を賭けて勝負に出た男、その女の子は意外なことに…
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ふぃふぁ
[saga]
2016/12/25(日) 12:26:39.65 ID:/2hM/anb0
まどか「わたしだって負けない」
走る速度を上げる二人。
一方、必死で走っている秋穂。
亮輔に追いつく。
亮輔「はぁ、はぁ…あ、秋穂」
秋穂「はぁ…りょうくん…」
亮輔「お前、うまくやったな。これで二人がくっつけばいいんだけど」
秋穂「へへへ。うん、そうなんだけど…でもさ、もしかしたら…って気がしない?」
亮輔「太陽が勝つってこと?」
秋穂「うん」
亮輔「確かに…あのラブパワーは尋常じゃなかったからな…」
秋穂「だから、ちょっと小川君に話したいことがあったんだけど…やっぱり私じゃ無理だな…」
亮輔「何?」
秋穂「小川君はね。夏子が好きなのよ」
亮輔「え!まじで!」
秋穂「私が言うんだから、間違いない」
亮輔「それは知らなかったなぁ…意外だ」
秋穂「だから、小川君が一番取ったら、夏子との間を取り持ってあげるって言おうと思ったんだけど…」
亮輔「頭が回るねえ、そうゆうところ好きだよ」
秋穂「ありがと」
亮輔「わかった…じゃあ、俺言ってくる」
秋穂「いいの?」
亮輔「二人にうまくいって欲しいからね」
秋穂「亮輔は格好いいなぁ」
亮輔「お世辞はいいから、今度お泊りデートね。それじゃ」
速度を上げて走って行く亮輔。
笑顔でそれを見送る秋穂。
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