3:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 01:33:14.29 ID:YCB7bPWCO
もう一度顔だけ入り口からそっと覗かせる。
男性がココアさんの頭を撫でながら、大きな包み紙を渡していた。
ココアさんがキャーキャー大声で叫ぶものだから、男性の声は全く聞こえない。
恐らく、プレゼントか何かだと思う。
ココアさんが嬉しそうに、男性に抱きついている。
今日、この日になぜ。
なぜ。
そして、どうして私は隠れてるのだろう。
二人きりにした方がいいのかな。
そんな気を利かせないといけない相手なのだろうか。
ココアさんの嬉しそうな声。
なんでだろう。聞いていたくない。
気持ち悪い。
私は汚いものを見ないように、壁に背をつけずるずると蹲って、男性が早く帰ればいいのにと願った。
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