過去ログ - 十時愛梨「炬燵へ潜ってぎゅうっとちゅうっと」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 17:54:53.99 ID:qbZmhicG0
「……」

「……愛梨」

「なんですか?」

「その、身体、動かしたいんだけど」

「……? はい、動かしちゃってください」

「いや、こう……愛梨が絡まり過ぎてて、動けないというか」

「え?」

「ほら、両腕でぎゅうって思いきり抱き締められてて。お腹の辺りはもぞもぞ擦り付かれながらくっつかれて離れられないし。足も絡められちゃってるから解けなくて……動くに動けないというか」

「あっ……えっと、ごめんなさい。今離れますから」

「うん、お願い」

「……」

「……」

「…………」

「…………愛梨?」

「……駄目です。いやです。私、プロデューサーさんと離れたくありません……」

「あー……でも、これだと上を向いてあげられないよ?」

「それも困ります……上を向いてもらえないと、その……」

「?」

「その、耳にキス……誘惑の、プロデューサーさんから唇へキスしてもらうための、誘惑のキス、できません……」

「……なるほど。そういう」

「うー……でも、離れるのは絶対いやだし……むー……それなら……」

「愛梨?」

「……んっ」

「……っ」

「ん……プロデューサーさん」

「……?」

「私、プロデューサーさんと離れたくなんてありません。でも、プロデューサーさんから唇へキス、してほしいです。……だから」

「だから?」

「だから、いっぱいいーっぱい、たくさんたーっくさん、キスします。誘惑のキスは、私にはできないかもしれませんけど……愛情のキスなら、私、できますから」

「唇への、キス?」

「はい。だって私、プロデューサーさんのことこんなに好きで、こーんなに大好きで、こんなにこーんなに愛してるんですもん。だから、プロデューサーさんへの愛情をいっぱいいーっぱい込めて、プロデューサーさんが応えてくれるまで、たくさん尽くして贈るんです」

「……愛梨」

「えへへ……私はプロデューサーさんのこと愛してますから、何度だっていつまでだってできちゃいます。……だから、プロデューサーさん。プロデューサーさんも、私のこと、きっと愛してくださいね……?」


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