26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:10:07.78 ID:Hhhi1HzW0
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あの化物が私を襲う前に口にしていたことが、昼休みになっても頭から離れませんでした。
迎えに行く。
九人いるんだから。
それはつまり、最初から私達μ'sのことを知っていて、いずれ会いに行こうとしていたということ。
──人をあんな形で殺してしまうような人デナシが、私達に会おうとする理由はなに?
凛「わーっ!かよちんのお弁当、美味しそう!」
真姫「確かに美味しそうだけど……全部おにぎりじゃない、それ」
花陽「ご飯は大事だよ、真姫ちゃん」
真姫「……そんな迫真の声出さなくてもわかるわよ」
凛「真姫ちゃんの弁当箱は相変わらず豪華で大きいにゃあ!」
真姫「わ、私はいいって言うんだけど、お母さんがどうしてもって言うから──」
二人と楽しく昼ごはんをとろうとしてるんだから、今は余計なことを考えるのはやめよう。
嫌なことばかり考えて暗くなっちゃうと、せっかくのご飯が美味しくなくなっちゃいます。
凛「さっ、早く食べよ。のんびりしてたら昼休みなくなっちゃうよ」
真姫「そうね、いただくとしましょう」
花陽「うん、食べよう」
両手を合わせて、いただきます。
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