34:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:18:18.21 ID:Hhhi1HzW0
花陽「リーダーとして責任を感じてるのかなあ」
希「もちろんそれもあると思う。でも一番の理由はそうやない──花陽ちゃんに、自分と同じようなつらい想いをしてほしくないからやと思うんよ」
花陽「…………」
希「μ'sの絆が強くなれば強くなるほど、自分のせいで起きてしまった失敗の重さは大きくなる……メンバーが互いを信じあっているからこそ、必要以上に自分を責めてしまう」
花陽「大事だから──責任を感じちゃう」
希「そう……どうでもいいなら、悩んでいてもどこかで諦めや妥協が許される。でも、うちらの場合は違うやろ」
花陽「……μ'sはみんな揃ってこそ、だもんね」
希「苦しいときこそ支え合うべきやって、カードもそう言うてる……だから花陽ちゃんも、うちらに対して遠慮なんかいらんよ」
遠慮はいらない。
支え合うべき。
いつもならこれほどありがたい言葉はありません。
だけど、私は──
花陽「大丈夫だよ、希ちゃん。苦しくて助けてほしくなったら、すぐにみんなを呼ぶから──」
私の返事を聞いて薄く微笑むと、希ちゃんは少し声のトーンが高くなりました。
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