過去ログ - 花陽「死を視ることができる眼」
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43:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:27:13.32 ID:Hhhi1HzW0
真姫「しかも初見なんでしょ、これ」

絵里「花陽……ハラショー」


周りをよく視るとμ'sのみんなだけでなく、他のギャラリーも大勢集まっています。

湧き上がる歓声と拍手。

その喝采を一身に受けていると、なんだか気恥ずかしくなってきました。


花陽「あ、ありがとうございました!」


訳もわからずその場の勢いで礼をすると、逃げるようにみんなの元に駆け寄ります。


凛「かよちん、すっごいカッコ良かったよ!」

花陽「そうかなあ……えへへ」

凛「練習してるなら凛も呼んでほしかったにゃあ」

花陽「ううん、これで遊ぶのは初めてだよ」

凛「初めてでクリアしちゃったの!?」

真姫「だからさっき言ったじゃない。まあ、花陽なりの冗談だろうけど……こんなの初見でフルコンボ取るなんて、人間技じゃないわ」

花陽「──えっ?冗談じゃないよ」

真姫「いくらなんでも無理ありすぎ。そんな見え透いた嘘に騙される人なんていないわよ」

花陽「…………」


自分でもなにがなんだかわかりませんでした。

私にとっては簡単だったけれど、みんなにとっては難しく視えているということかもしれません。

にこちゃんが嘘を言っているようにも思えないし──

私だけが簡単にあの矢印を視ることができた。



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